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SP1.22 (作成: 2002年04月28日 リリース: 2002年05月10日)

広島県の因島で、スッ転んだのは3月3日のことでしたが、ご存知の通りで色々な用事があったりしましたし、また気分が乗らなかったりしたもんで、修理するのを見送っていました。

つまり、2ヶ月弱の間、放置プレイをしていたことになります。特に、この4月の間は、W3A改(ヘン)はおろか、オートバイにまったく触れない日を過ごしましたし、パソコンに向かうヒマもありませんでした。ホントにそれどころではなかったんですワ。

ずいぶん身辺の整理がついてきた今日の4月28日、ようやくヤル気と時間を捻出することができましたので、ちょちょいと修理してみることにしました。

翌日には世間はGWに突入しますし、そして我が家には、今年もおおぜいのゲストが訪れてくれることになっていましたから、その迎撃体勢を整える必要もありました。

それでは修理を開始してみましょう〜

ダメージ その1

右にコケたので、右のミラーがブチ壊れました

EJ650のミラーを使っていたのですが、見事に破壊しちゃってます。

ダメージ その2

右にコケたので、右のステップがヒン曲がりました

鉄パイプをお借りして修理する際、ステップゴムをカッターナイフで切開しましたので、グレイのビニールテープを巻きつけております。

ダメージ その3

右にコケたので、アクセルグリップとフロントブレーキレバーが削れました

気の持ちようでは、まったく気にならないレベルです。

ダメージ その4

写真はありませんが、エンジン部からおびただしいオイル漏れがありました

フュエルタンクを取り外してから、ざっとですがエンジン腰上にある全てのボルトやナットを増し締めしました。それから灯油を100円均一ショップで買ったスプレーボトルに詰めて、右手に歯ブラシ左手に灯油スプレーということで、エンジンの油汚れを流し取りました。

車体を左右に揺すってからエアブローをしたりして、洗い油を地面の上に置いていたトレイに落としまして、最後にパーツクリーナを吹き付けますと、エンジンは再びキレイな状態に戻りました。

ダメージ その5

右にコケたのに、どうしてこんなことになったのかよく判らない、最大のダメージが・・・・・

スターターレバーのノッブが折れてました

とほほほほほ

転倒のショックで、左のミラーが緩んで、くるんと回ってしまったようです。そのときEJミラーのステーがスタータレバーをラリアットしたみたいでした。とほほほほほ。

いきなりこれを使うことになるとは思わなかったなあ・・・・・

わたしはハワイ大王さんから授かったパンドラの箱を開梱していました。ええ、ベレッタのモデルガンやらリョービの電動ドリルやらが入っていたあの箱です。

かつてハワイ大王さんが350SSに乗っていたころ、キャブを変更したときにコレを細工して使っていたということでした。

これでW1Eを動かすことができます。わたしはフュエルタップをオンにしてメインスイッチを入れ、キックをくれてやりました。

一月半も放置していたことになるのですが、その二発目でいつものように脈動を始めてくれました。すっかり良い気持ちになったわたしは、エンジンが冷えるのを待って、洗車しました。あらためて春が来たなあという気がしました。

春という字は、三人の日と書きます。

気分がノってきました〜

今夜は妻の大好物を捕まえてきて、大酒でも呑むか〜という気分になってきましたので、ワックスが乾くのを待つ間、わたしはTB2に取り付けてあるルーフ・キャリアに安物シーカヤックを積載しました。これもまた久しぶりです。

満月あるいは新月の頃の干潮の時間帯だけ、その姿を現す州が、ウチの近所にはあります。そこに出撃してみることにしました。

磨き上げたオートバイを、いつもの通り格納庫に押し込んで、エルシノ庵に置いてあったウエットスーツを取り出して来ました。

15年前に買ったものなので、まるで拘束衣のようにかなり窮屈ですが、腹が出ている分だけ肩と胸の筋肉が落ちているので、トホホ感を醸しながら、なんとか押し込みました。

よたよたとTB2に乗り込みまして、いざ出発。

一年前に、初めてJOH君と待ち合わせた渡船乗り場の駐車場が、ひとまずの目的地です。

渡船代金ほど漁獲高が見込めなくなったことが原因でしょう、こんな好条件の日にもかかわらず、人の姿は殆どありませんでした。

ここでカヤックを降ろして出発したら、せいぜい10分もパドリングすれば、目的の場所に着くのは解っていましたが、渡船屋さんにも失礼かな、と思いましたんで、あえてその駐車場を通り過ぎてみました。

そして約1キロほど離れたところにある海岸線の駐車場に、TB2を捨てました。

手前味噌ながら、カヤックのほうはともかく漁労について、わたしの腕はかなり良いほうだと自負しているのですが、やはり収穫は少なくなっていました。

護岸工事による埋め立てのせいで、ずいぶんと地質がドブっぽくなってきているのが原因でしょう。

久々のパドリングのせいで、左の二の腕がツッたりするというアクシデントを乗り越えながら、というわりには、スーパーで買えばせいぜい2000円分くらいの収穫でした・・・・。

ですが、その価値を金額で計ろうとしてはいけません。5万円の道具を使って、スーパーでは500円で買うことのできる黒鯛を釣る人を、不合理だと笑ってはいけません。

すべては、ロマンなのですから。


参考: 古典落語 「権助魚」

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