■言い出せなかった秘密 その1■
あれれれれ〜
なんで こんなとこに、シボシボというかブツブツというか 縮れみたいのんが出てるの〜??
はい それはですね、フュエルタンクのですね、キャンディ・ブルーに塗りわけた部分−特に上側の左右がそうなっているのでした。
うーむ わからん。
アクリル系のサフ+フレークシルバー+クリア・ブルーの上に、ウレタンのクリアをきっちり乗せたはずなのですが、いったいどうしたことなんでしょうかー
マジョーラ部分には まったく問題は無いのですが、そしてマジョーラ部だって、サフ+ブラック+マジョーラ(全部アクリル系)にウレタンクリアの4層であることも変わり無いのに、なんでこんなことになってしまったんでしょう〜??
ウレタン系の上からアクリル系を塗ると、縮れが発生するということは一般に知られていますが、わたしはそんなことをやった記憶が全くありません・・・・
乾燥が甘かったのでしょうか
それとも、真夜中に誰かが忍び込んで来て、上からアクリルを塗って帰ったのでしょうか
しかたがないので、極細のコンパウンドで表面を研磨してみました。
まあ 許せるくらい削ったところで、そのときはこのくらいで堪忍しといたるということにしました。
しかし この程度は、まだまだ地獄の入り口にしか過ぎなかったのです。
この夏のお盆休みに、TB2にW3−A改(ヘン)を積んで、彼女の島に行ったのですが、つまりは海水浴&キャンプに行ったわけでして、子連れであるということは、浮き輪のひとつやふたつが荷物の中にあったわけです・・・・・・
お察しのよろしい方は、そろそろ オチにお気づきではないかと思いますが、いかがでしょう?
帰り道に TB2が揺れたとき、まだ膨らませておいたままの大きな浮き輪が W3のフュエルタンクに接触してしまったようです。
すぐに気付いて 払いのければ良かったのですが、そうもいきません。
しばらく後、TB2を路肩に停めて、浮き輪をどけるとそこには・・・・・・
かつて 何かの雑誌で、アクリルと塩ビの相性がどうのこうので、塗装面が痛む というのを見たことがありました。
ウレタン層が きちんとしているマジョーラ部には何の問題もなかったのですが、原因不明のメルトダウンをおこしているキャンディ部はきっとタダのアクリルフィニッシュになってしまっていたのでしょう、接触していた部分の一部の塗装が、剥がれてきました
浮き輪には、青と銀とグレーの積層物が付着していました。
そうです、サフェーサ部まで その侵食は進んでいて、タンクは鉄の地色が出てきていました。
わたしは、すこしだけヘコみました。
でも、それほど口惜しくはありませんでした。もしかするとすでにブツブツを見ていたことで 諦めがついていたのかも知れませんし、次の対策を打つためのキッカケが欲しかっただけのような気もしてきました。
いや そう思うことにしたのでした。
こうした逆境に身を置くときに ふと思い出す金言があります。
「雑草は、 踏まれて 踏まれて 踏まれて踏まれたらもう生えてこない」
本当にその通りだと思います。
焦るうちに どんどん深みにハマりそうなジブンを諌めるには、これ以上のフレーズは見当たりません。
ともかく、腐れ・錆発生だけは嫌いたいので、サフェーサを筆でちょちょぃと塗って修理しました。
じつに、ブサイクです〜 わははははー♪
いつか時間がとれたときに、ウレタン系のブルーメタリックでリフィニッシュすることになるでしょう〜
できるなら そのときまでに、荒れるキャンディブルー(セミ・アクリル系)の肌荒れが落ち着くところまで荒れてくれたほうが、後の処置がやりやすいかも知れませんよね。
キャンディ塗りわけ おそるべし・・・・・
ふう
■言い出せなかった秘密 その2■
えー リアフェンダーが 割れそうです。
正確には、いんちき製作した リアフェンダーステー風アルミパイプが、折れました。
いくらインチキとはいえ、これがないことには、リアフェンダーはぺらぺら状態ですので、いつ欠落するともわかりません。
わたしは、勇気ある撤退を、一時的にすることにしました。
リアフェンダーを貰い物W1S−Aのものと差し替えることにします。
そしてリアフェンダーステーとシートは、ノーマルW3に戻していこうと思います。
ピカピカの部品ではないけれど、そしてそれほど強い思い入れがあるものではないけれど、一時的に遣り繰りしてしのぐことも、時には必要なことだと、ジブンに言い聞かせました。
でも あんまりヤル気が起こらなかったので、交換作業は先延ばしになっていました。
ノリノリの前向きな作業と 敗戦処理とを比較して、こんなにも違うものなのか、ジブンでもその姿勢の違いについて、驚きは隠せません。
しつこくて申し訳ないですが、怒鳴られPSTDの影響も まだ色濃くわたしの中に残っています。
休日の朝から工具を握ってW3−Aの前に立つのも、以前のように楽しくありません。
こうしてどんどんフェンダー交換は、先送りになっていっているのでした・・・・・・・
ある日曜の朝、はらだ3.1画伯が、サルマタケだらけの男子社員寮から引っ越すことになったので、TB2とわたしは その支援のため出動しました。 今日もW3に手を触れずに済みます。
やれやれ
偶然同じこの日に、姫路から「アフローズ」の美奈さんが、わたしの住む町までツーリングに来るという連絡が 首領・悪怖狼頭くんから入っていました。
引越しの手伝いなんてのは、いくらなんでも昼には終わるだろうと 予測がつきましたので、そっちが終わるころに、兵庫県姫路市からの客人「アフローズ」の皆さんをお迎えする格好になるのだろう・・・・・と、勝手に段取りを決めまして、力仕事スタート。
当然 武闘派チームの片割・エロ助の身柄も 拘束してあります。
やがてお昼を過ぎて、引越し手伝いも解散しました。
が、悪怖狼頭くんからの連絡が まだありません。
娘が昼寝から目覚めた午後4時くらいだったでしょうか、ついに連絡が入りました。
がしかし、そのときの彼らが所在している位置は、ウチからクルマで1時間半くらいの場所でした。
今日は、カワサキ500SS・KA−1ではない別のオートバイで そっちに向っています・・・・・
ということなので、90分後にはウチの近所に来るだろう と安心していました。
が、来ません。
午後7時。
このときには、3.1画伯が エロ助&わたしら一家に 外で晩飯をご馳走してくれていました。 そしてその豪華な夕餉が終わろうとしている7時55分、ついに携帯電話に着信がありました。
今 到着しました〜
さっそくその合流場所に わたしらは、出向きました・・・・・
白系の125ベスパ×4台と シーシーバ付きの原2×1台、 そして 怪しい若者が 5人・・・・・
いやしかしお願いだから今度はもうちょっと早めに来るか、前日入りで宴会OKのスケジュールで来てよね〜
などと言いつつも、現場で小一時間ほど ウダウダとたむろしてしまいました。
悪怖狼頭くんから帰り際に「お土産ですよ〜」と手渡されたものは、ついさっきまで90SSに まるでシーシーバっていうか 鬼Z1テールみたいに空に向けて反り返った状態で 結わえ付けられていたものでした。
おお
包みを開くと・・・・・・
す ステンレスのリアフェンダーかよ〜
↑
バカルディ改めサマーズ風味♪
こいつは ちょっとヘコんで、おセンチになっていたわたしの起爆剤になってくれるでしょう〜
これが何なのか ということについては、わかりますよね!
そうです KAWASAKI 500SS MACH IIIKA-1専用のリアフェンダーなのです〜。
そして、チーム・アフローズからウチの娘へのプレゼント
(シリアルナンバー#1220)
姫路のチーム・アフローズにリスペクト!!
感謝します〜
さあさあ 前向きな姿勢でとっとと組んで、またブリブリ言わせ末世〜
土曜日は、結局 ほぼ一日雨が降り続きました。
つまり、物干し場には、なんにも干されていません。
高い飽和水蒸気量と 密集しているヤブ蚊をがまんできるのなら、絶好のメンテナンス日和です。
さあそれでは行ってみましょう〜
まずは、モノトーンSRXシートを引っ剥がしますと、あんまり見たくないクラック入りの・・・・
たぶんもう二度と このアルミパイプを使うことはないんだろうな と思いつつ、サクサクと取り外していきます。
え〜
どっかの記事に書いたかも知れませんが、「誰のオートバイ」号のリアフェンダーは、KA−1のものが取り付けられています。そいつを現在スプラッタ作業のまっ最中の「誰の号」から取り外してみました。
そして、先週、悪怖狼頭くんからプレゼントされたばかりの KA−1リアフェンダーを横に並べてみました。
KAFとW1Fの取付け上の都合からでしょう、誰の号リアフェンには 8パイの穴が2個開いておりました。
当然、悪怖狼頭くん土産フェンには そんな穴など存在してません。
ただ、誰の〜フェンには最初っから付いていないステーが2箇所分 合計4点のラバーマウントできる状態のものが、アフロくんフェンダーには、ありました。
アフロくんフェンを今やホネホネ状態の「誰の号フレーム」にアテがって、位置関係をチェックしてみたところ、ラバーマウントステーはひと組しか使いどころがないことも判明しました。
ひとつだけ使った余分は、ちょうど誰の号にも流用できそうです。
うーむ まことにありがたいよ〜
ここでW1FにW3リアフェンステーを取り付けて、フェンダーとの納まり具合をチェックしてみました。
だめです。
やっぱしW3のリアフェンステーが、わたしは好きじゃないです・・・
だから撮影もしませんでした。
わたしは 「これだけは やったらアカンやろ〜」と かねてから 強く心に決めていたことを、ココロを鬼にして実行することにしました。
誰の号のリアフェンステーを、一時的にお借りしてしまっちゃいます。
もう信じられません!(でも信じてる。) ←ストーン風味 (いただいちゃいました〜)
あーあ
宣言しながら悪事を働くことの後ろめたさとは裏腹に、W3FにW1S−Aリアフェンステー+KA−1リアフェンを仮組したときの凛々しさったらありません。
禁断の実の誘惑には勝てませんでした。
さあそうなると、W3Fとリアフェンの位置を決めて、穴を開けるのみです。
W1Fで穴位置を決めてはいけません。ぜんぜん違う場所に穴をあけてしまうことになるのは、ご存知のとおりです〜
文化遺産の仏像の顔を切り落としているような気持ちにもなりました。
でも、そうしないと使えないのだから許してくれ〜と優子とで、わたしは顔の無い怪物になったような面持ちで、硬いステンレスに対して逃げようとするドリル刃を2回押し付けたのでした。
♪ とほほっほ ほほほほ とっほっほ〜 ほほほほほ 〜
(映画は まだ見てませんけど このリフだけはグルグル脳内を回っています・・・・・)
シートは、俺の号W1S−A購入当時に付いていた「張替済みコードバン風味タックロールシート」を使ってみました。 (モノトーンシートは改善の余地があります・・・・・←モノも言い様ですわ)
メグロSGウインカは、本来フレームグリップを取り付ける穴にボルトオンしました。
テールランプは、KA−1のシャモジを使うことなく、そして新規の穴を開けるでもなく、今まで通りにスズキT250のものを取り付けました。
ちょっとフェンダーが長く取り付いているせいもあるのでしょうが、後ろからみるとスズキT500みたいです〜
今日から当座は、リアフェンステーを握って方向転換できるというシアワセにも浸ることができます。うっふっふ
ものはついでです。
一度きちんと組んだシートを剥がして、こんなことをする余裕も生まれてきました。
かっちょイイ〜
シルクロード( 例の貰い物 :現在スプラッタ中 )の「破れかけシート」を置いてみたのでありました。
リア周りがキマることで、こんなに変わるとは 思っていましたが、実行には よー移せないままでいたのでした。
■言い出せなかった秘密 その3■
いやもう シートもフェンダーもウインカもテールランプもハンドルも ぜんぶぜんぶW3−Aのノーマルに戻してしまおうと半分泣いていたというのも事実だったのですが、そうした状況から脱却できたのは、ほんとにアフロくんのおかげです。
そんなもんで、休日が明けた月曜日には、ひさびさにW3Aで出勤してみました。
ええ感じで働いて一日が終わる帰宅の直前に 取締役に呼び止められました。
「アイリ〜くん(仮名) 今日のオートバイは いつものよりも もっとウルサイね〜」
どうやら フルノーマル・シルクロードでさえ、騒音と感じられているひとも多いということでしょうか・・・・・
ここしばらく、わたくし 身も心も そして公私ともに、パワ〜ダウンしておりました。
美奈様のご支援を頂戴して なんとかやってきて 生きてきているんだよなあ という感は否めません。
思わず口をつくハナウタとして、♪私は今 貴方への愛だけに笑って 泣いてる〜(イマイ・ミキ風味) というのが出てまいりますが、いやもうほんまにみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです〜。
でも、どうしてこんなにブルーな気持ちにときどきなってしまうのか・・・・・ ここしばらくの間、不思議に思っていました。
つい先日、職場でゴソゴソと働いていたとき、ひとつ思い当たる節を発見しました
もしかして・・・ いや きっとそうだ!!
これで ブルーバックやら、メモリ不足やらリソース不足やらが はっきり解消して、ハングアップする回数が減るかも〜
前よりもサクサクと動けるかも〜
■言い出せなかった秘密 その4
W3以外のネタはたくさんあるのに、W3編については 煮詰まっていました。
原因はやはり 「タイトルが悪い」 コレだったのでしょう。
ついでに、過去のネタをすべてリセットしたり ☆※@゛△◆-●を○◎にすることも 一瞬脳裏をよぎりましたが、さすがにそれは わたしには出来ませんでした・・・・
というわけで とうとうこの旅は終わりにします
完
星の降る夜 星の降る夜
こんなに遠くまで来てしまった二人
月明かり青くゆれる浜辺
さざなみの音さえしない、海も眠っているみたい
虫の声よりも空の星が語りかけてくる
月の光を浴びながら小さな滝で遊ぶ
まるで森のいたずらな妖精 僕は魔法にかかった
まだ暖かい砂の上で濡れた身体を乾かして
まどろんでから出かけようこの島の西の果てへ
ゴールはネグリル 今から100マイルのドライブ
憧れのネグリル そこでこの旅が終わってしまう
夜空の果てまでちりばめられた星
冷えきった肩に優しい温もり
モンティゴベイを後に、サトウキビの青い香り
道はどこまでも暗闇、すれ違う車もいない
大きくカーブを切ると星まで映る海
あの水平線のすぐ上、僕の生まれた銀河
ヘッドライトにふっと浮かぶ故郷のバイオレットの空
もう帰れないとあきらめて 恋にめざめるなんて
ゴールはネグリル あと50マイルのドライブ
憧れのネグリル あの夕日を見るのは君だけ
夢ならお願い何も言わないで このままずっと来ないでね夜明け
いくつもの川をこえて走り続ける二人を乗せて
いくつもの丘ををこえてぼくの心だけがんじがらめ
帆を休める白いヨット 朝を待つ静かな入り江
目と目合わすのはつらい ただ寄りそっているだけ
遠い空に黒く浮かぶ迎えに来た宇宙船
ひとすじの流れ星それが君のゆめ遠いかなたへ
もうすぐネグリル あまりに短すぎたドライブ
憧れのネグリル とうとういいだせなかった秘密
星の降る夜、遠くに揺れてる
星の降る夜、遠くに揺れてる
言い出せなかった秘密 / ランキン・タクシー