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走れアルマジロ

まったく同じ乗り味のオートバイを複数持っていてもしょうがないじゃん〜 なぁんてことで、改造を決意しさえしなかったら、こんなに難儀しなかったのでしょうが、これもジブンで進むことを決めた道ですもん 納得できるところまでは やってしまいたいものです。

2000年02月10日

二日酔のアタマでしたが、バックステッププレートの自作を開始しました。これに乗るのは、いいかげんなわたしですから、精度についてあまり気にしないことにしました。たぶんステップ位置が、上下左右に5mmくらい狂っていたところで、わたしは気付くことはないでしょう。でも、取り付けはガッチリとやりたいものです。

というわけで、やはり本来フレームにある「ステップ取り付け穴」と「タンデムステップ取り付け穴」を、橋渡しするプレートを切り出していきます。

アルミの板は、タップを立てることも考えて、硬いやつを選びましたが、その規格名は忘れました。とにかく厚みは 縦16cm×横50cmのものを二枚、買い求めてきました。

とりあえず、その二枚をぴったりと合わせて、バイスで固定しました。切り出すものは一応同じ形状になる予定なので、5mmの穴を数箇所に渡って貫通させましてボルトナットで仮止めできるように準備しました。

ウチには、フライス盤もコンターマシンもあるわけがないので、手持ちのものでなんとか切り出していかないとなりません。

ホームセンターで昔5,000円くらいで買ったジグゾー(たぶん木工用)に、アルミ用の刃をセットしました。ですが、この刃で1cmの板を二枚合わせで切断することはムリみたいでした。刃物の説明書でも「適応範囲:アルミ板3mm以下」とありましたので、そうすることが、いかに危険かつムダな抵抗になろうことはおわかりいただけると思います。

そこで、わたしは別の方法でアタックすることにしました。

グラインダに切削刃を装着しまして、荒裁ちを試みてみました。これは、歩留まりは非常に悪いですが、切れないまま半泣きで立ち尽くすよりは、はるかにマシです。ただ、貫通させるのではなく、ケガいた線に沿って1cmの板を3mmに削りこむ・・・というような格好にしてみました。

これならジグゾーでも切断できる厚みになったわけなので、ゾゾゾゾと完全に切りだして、それからW3Fに取り付けるための穴を開け、フレームにあてがってみますと、予定どおり、なんとか実用に耐えられそうな状態にあるようです。

作業を継続しまして、左右二枚分をなんとか削りこんで切り出したものができました。

今度は、二枚のパーツの形状を揃えるための作業に移ります。先の二枚合わせ用の穴にボルトを通してナットで締めこみました。そいつをバイスで固定してから、アルミ研磨用の刃物をグラインダにセットしました。 強引な、左右のつじつまあわせ作業開始です。

フレーム取り付け穴は正確に開いていますので、お気楽状態で、処理するつもりだったのです。が、ここで悲劇が・・・・

グラインダから、ケムリがもくもくもく。そしてカラカラカラーという異音が・・・・

連続使用にはどうやら耐えられなかったようで、わがグラインダはぶっ壊れてしまいました。

しかたなく、祖父の道具箱から金ヤスリを持ってきましてゴリゴリやってみましたが、回転電動工具の性能には遠く及びません。やがてあたらしいグラインダを買ってくることを決意したときには、夕方になっていました。

たった二枚のプレートを形作るのに、6時間以上費やしたようです。が、まだ完成にいたっておりません。とほほほ

このほかに、オイルフィルタマウントのステーとかも作ってしまいたかったのですが、今日のところは断念しました。あー。大変ですわー。

フレームには、溶接・穴開け・切断などの細工をしないというシバリを前提にすると、

「足による操作が確実にでき かつマフラーなどのパーツに干渉しない」という状態を実現するためには、ノーマルのブレーキペダルを加工するか、ブレーキペダルをなんらかの方法で新造する必要がありました。

手持ちのパーツを改造する勇気はありませんでした・・・・・

そこで・・・・ ちょっとヒミツ〜 また次回〜

もはや悩むことは ほとんどありません。ジブンの中の妥協点に、もうすぐ到着します。

2000年02月11日

この日は、尾道界隈をTB2号でウロチョロしておりました。

いつものラーメン屋さんに行ったり・・・

その帰り道にエンジンオイル=ホンダウルトラU-GPとウレタンクリアのスプレー缶を買ってきました。

段取りがウマく進めば、いよいよ来週は走行でき・・・・ないよなあ。ふう。

2000年02月16日

寒波が戻ってきたようです。

昼休みを利用して、タンク表面のトップコート処理をやりたくても、寒くて実行できません。しかしながら天気予報では、明後日の日曜日は快晴・最高気温が13度ということでしたので、この日こそ 外装最終仕上げの日と決定しました。その事前準備ということで、1200番と1500番のサンドペーパーで表面研磨しました。キレイなスポンジを水で濡らし、それから出る水分を使って水磨ぎです。

2000年02月18日

昨夜は、いつもお世話になっているバイク屋さんの若大将が結婚するということで、その二次会パーティに出撃してみました。

ひさびさに、妻子を置いて外で呑むということに緊張しました。

制御装置が無い状態で、いつ自動操縦にシフトしてしまうのか・・・

今日の予定作業を全て滞りなく遂行するため、摂取量は控えましたので、セミオートくらいの二日酔い加減でしょうか。

わたしがフルオートになると、三日半は酒が残ります。セルフコントロールは成功しました。

さて、気温が上昇するまでは、寒くてもできる作業をすることにしました。

でも、朝はやいうちは、グラインダでの切削など騒音を伴う作業もできませんし、しばらく地味な作業が続きます。

まずは地味に、ウインカリレーを8Wのものに交換しました。これは、師匠先生に貰った中古パーツなのですが、ブザー付きのイカしたやつらしいです。

ウインカそのものを、まだ取り付ていませんので、導通チェックは後日になります。

それから、どうしようかなあと最後まで、地味に悩んでいるところが、一次ケースカバーに生えているシフトペダルのシャフトです。メクラ蓋をプロに作ってもらわなければ・・・・

とりあえず、気が付かなかった作戦を採用しました。

すべて忘れることにしました。

一次チェーンのテンションを確認したあと、ケースを閉じました。これでクラッチ側のオーバーホールも終わりです。

リアスプロケをボディ?から取り外しました。

両面のダストシールをなんとかコジって取り外しますと、クリーム色のグリスがたっぷりと詰まったベアリングが見えました。

ベアリングを止めるスナップリングを外してみようとしたのですが、柄を握ると開くやつを どこに置いてきてしまったのか見当たりません〜。

家のどこかにあるはずなのですが、コイツは困りました。

ですが、ここで「忘れたころにひょっこり出てくる作戦」を採用することにしましたので、ベアリング交換はまたの機会に行うことが決定しました。

娘が起きてきたので、手をちゃんと洗ってから、いっしょに食事をしました。

そのあと、もう一度手を洗いました。外装の仕上げ開始です〜。

空中元素固定装置の準備をしてから、外装を脱脂。そしてウレタンクリアを超至近距離でスプレ〜。タレる手前の加減までスプレ〜。サイドカバーの一部にタレが発生しました。でも装着したら目立たない部位なのはわかってますので、これも気付かなかったことにしました。ここで慌てて修正しようとして、かえってダメージを拡大させるほうがよっぽどおそろしいですもん。

そして初期乾燥が終わるまで、空中元素固定装置に安置しました。

ここで、イイ音をさせたオートバイに乗って、「MASA君」がウチにやってきました。笑っちゃうことに、彼の背中のデイパックにはラジコンYZを積載してました。

わたしは、彼のデモンストレーションを拝見しました。

が しか〜し。

これも動力付きの二輪車であるわけなので、こいつをウチに導入するとなると、例の「新規中古車調達禁止既存車両保全命令 」のからみで、シルクかエルシかオートペットかEJを手放さないといけません。

許せMASA君。ウチではYZラジコンは飼えないよ〜。

と、ふとまだ見ぬS2のことを思ったりもしました・・・(←意味不明〜)。

ほな行きましょか〜

MASAくんには、なにがなんだかわけがわからないうちに、わたしのW1S-Aに乗ってもらいまして、わたしはTB2号に乗って、いつものEJ倉庫へと向かいました。なんとなくTB2号にSAを載っけるのが面倒くさかっただけなのですが。

さて、「誰の号」の前にわたしたちふたりは、半泣きで立っていました。このW1S-Aは、前輪と後輪のチューブがダメになっているようで、何度エアをいれても即ヘナヘナになっていました。とはいえ、トランポで移動させるそれだけのために、タイヤを修理するのが面倒でしたので、「若い力をぶつけてみないか!?」と微笑みかけることのできる若者がウチを訪ねてくるのを、手ぐすね引いて待っていたりなんかしちゃっていました。

さてさて、TB2号に「誰の号」を 二人がかりで積んだり降ろしたりしました。

それがどんな重労働だったことか・・・そして自宅前で一応記念写真です〜。

奥には、MASA号が鎮座しております。

よ〜く見ると、彼のサイト上ではアップしていない小ネタが満載されていました〜。

MASA君。感謝するぜ〜。

このままバスの背中に揺られ どこまでも行けたら
親も友達も 仕事も女も みんな棄てて行けたら
昨日も今日も明日のことも みんな捨てて行けたら
バスを流れる風と一緒に どこまでも行けたら
走れアルマジロ

唯のひとりのよそ者になって 気侭に暮らせたら
新しい名前 もうひとつ持って 声を変えたら
約束なんか ひとつもせずに 気侭に暮らせたら
なんかしないと済まない時は またバスに乗って
走れアルマジロ

手紙を燃やし 日記を破り 着慣れた服もすてて
越えられなかった朝と 燃えなかった夜を残し
ポケットには チョコレート一枚 欲しかったら持って行け
春よ吹け吹け 嵐を呼べ 明日死んでもいい
聞こえてくる波の子守唄 女たちよ泣くな
バスを追い抜く救急車 そんなにひどくないように
目を閉じたら広がるのは 道の無い砂漠
会えないかも知れない 会えるかも知れない
いやな長雨の後
走れアルマジロ


走れアルマジロ / 豊田勇造

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