
ずいぶん前に、用品屋さんにコピーしてもらったEARL'S社の資料を、よ〜く読んでみました。
う〜ん。
よ〜わかりません〜。とくに規格が、ややこしいです。
わからんなりにいろいろ考えた結果、オイルクーラー付きクラブマンに取りつけられていたホースは、#6という規格サイズのものだということが、ようやくわかりました。どちらがフィード側でどちらがリターン側なのかは、もはや判別できませんが、40cmと25センチのステンメッシュホースが使われています。ホースエンドは、2本ともに 片端が6ANのストレート(メス)、 もう一方の端は6ANの90度(オス)という高級仕様となっていました。
リサイクルを信条とするわたし(←えらそう)は、なんとかそのホース・ホースエンドを再利用したいと思い いろいろな組み合わせを考えてみました。そして オイルクーラー装着にあたって追加部品に必要な金額を試算してみました。
W1Eとオイルタンクをつなぐ往復のオイルラインは、バンジョーとユニオンで接続されていますが、このバンジョー(都合4個)までアールズで統一すると、なんと定価で4万円オーバー。
オイルタンクとエンジンをつなぐフィード側の1本だけをノーマルのままで組んだとしても3万円!! そんな大金なんて、ちょっとすぐには用意できないぞ〜。
オイルクーラー装備は、一時的に頓挫したのでした。
ちょっとだけアタマを冷やした数日後、インターネットの恩恵に預かることになりました。
「オイルクーラー」という検索キーワードで、うちのG2−233号は、とあるショップさんのサイトにヒットしました。
何度も何度もメールで相談させていただいたのですが、そのたびに ものすごく丁寧でわかりやすい回答をいただきました。
こうしたご商売をなさっている方から来るところの 木で鼻をくくったような返答メール文書にすっかり慣れてしまっているわたしにとっては これは新鮮でした。
そのやりとりをごちゃごちゃ書いてもしかたありません。要約しますと だいたいこうなります。
こういった貴重なアドバイスをもとに、潤滑オイルの循環について、わたしなりによ〜く考えてみました。
プレゼントしていただいた部品は絶対に使うのだという自分のプライドに対して 意地になっていたのかもしれまん。
使うことのない部品をコレクションする趣味は わたしにはありません。こいつを誰かにマワそうか・・・とさえ思っていたある日のことです わたしには珍しいことに良いアイデアが閃きました。
やっぱり、このオイルクーラーを使わせてもらおう!
かねてから オイルクーラーを フィード側に割り込ませるべきなのか それともリターン側にするのか ということについて悩んでいました。
結論として、わたしはリターン側に割り込ませることを選択しました。
その理由は2つあります
1 オイルポンプの定格吐出量
SM−3 (K2〜W1Sのサービスマニュアル) によると
フィード: 4.05リットル/分(3075rpm)
リターン: 5.85リットル/分(3075rpm)
と、明らかに差があって、リターン側のほうが強いようです。
今回の改造のせいで、多少のロスはリターン側に見られるでしょうが、OHしたばかりであることを考えると、オイルタンクがカラッポになるほどのロスは、まず発生しないと思います。
2 オイルクーラー流入前の場所に、ビックリドッキリメカ を装着
このメカを装着することは わたしにとって大冒険ですわ〜。
なんの仕組みかと申しますと あのリスクを避けるためのメカです。
リスク回避のために たいていのダブワン乗りの方は これを励行なさっていることとは思います。
ですが、ご存知でないかたのために一応書きます。(← イヤラシイ言いまわし〜)
W1Eの初期の設計は、始祖K1Eにまで遡ると、1950年代後半です。
このへんをごちゃごちゃ書いても仕方ないんで、つたもりいつるさん著のW1ファイルを読んでください。
W1E系の潤滑経路が最終仕様となった 1969W1S以降のことしか、わたしにはわかりません・・・
ともかく遠心フィルタは「右クランクウェイトの ケースを割らないと掃除できない場所」に、機構として存在しています。
もしも、ここが詰まるとクランクの軸が焼付くわけなのですが、ここの掃除があまりにも大変なので、われわれは 汚れたままのオイルを、できるだけ循環させないように気をつける必要があります。
そのために、クランクケース真下のオイルパンには、5cm×5cmくらいの真鍮の金網がオイルタンクに戻る前のオイルを、そしてオイルタンク内部のフィードパイプには、直径2.5cm高さ10cmくらいの真鍮金網の筒がエンジンに送られる前のオイルを、それぞれ濾過するといった仕組みがありまして、これで金属片を漉してくれているので、オイルはクリーンな状態です。。。。。
これで安心でしょう・・・・か?
製造されてすでに30年近いW1Eから、この2つの金網に引っかかるような金属片は、もはやあんまり出てきません。
どちらかというと、金網の目を通りこしてしまうような粒子サイズのスラッジのほうが多いように感じます。
潤滑油は、オイルタンクの底より少し上のところからフィードされるようです。
タンクの一番底には、ヘドロ状になったスラッジの澱が滞留していますが、それを送らないようにしているのでしょう。
ですが、しっかりエンジンが温まっている状態で、切り返しの多い道を走ったら、きっとオイルタンク内部では、ヘドロのプレート移動が始まって・・・・粒子の小さなスラッジが、エンジン内部を潤滑していることになります。
というわけで、オイル交換をするときのついでに、たまにはタンクの中も洗ってあげるのを励行すると、いろいろと良い効果があるようです。
そこで、わたしは、「ビックリドッキリメカ=リモートオイルフィルタマウント=」で濾過された潤滑油が、オイルクーラーで少し冷まされてからタンクに戻る という経路を採用してみることにしました。
オイルフィルタを経由したばかりの潤滑油ならば、多量のスラッジを運ぶことはないでしょうから、オイルクーラーのコア内部が目詰まりをおこす不安も小さくなります〜。
わたしのことを、神経質だと思うでしょ?
でも、完全にオイルを排出させたばかりのオイルタンクをフレームから外してさかさまにしたら そのとたんに出てくる「ヘドロ」をご自身で見たり掃除したりした経験のある方ならば、きっとご理解いただけるかと思います。
以前にEJのメンテナンスしていたときに、思ったものです。
「カートリッジ式のオイルフィルタエレメントを W1に使ってみたいよ〜」
その夢をかなえることができるかどうか実験です。
失敗したら笑ってやってください。わたし自身も期待と不安でいっぱいです。
予備のクランクケースも出番を待っています・・・
うまくいったら、S−Aにも仕込んでみたいものです。
えーっと、あまり想像したくありませんが、ドライサンプというか特にW1Eのオイルポンプの構造を考えると、潤滑油にクランクケース内部のエアが噛むかも知れない可能性について 否定できません。
密閉されていないわけなので、中学校で習った「パスカルの法則」は適用できないことになります。
パスカルと言えば
♪Hey Darlin' little Darlin' 革ジャン脱ぎ捨てて 昔のメロディ 口ずさめるのかい〜
というウタを思い出しますが、これをご存知のかたはKammyさんだけかもしれないので、このボケは半端で止めときます〜。
取り付けかた次第ではオイルクーラー内部でエア溜まりが発生して、それが原因でエアハンマー現象が起きるというのを聞いたことがあります・・・。
わたしがいつもお世話になっている内科医さんのとこには、アレサ・フランクリンにちょっと似た看護婦さんがいらっしゃいますが、わたしがご幼少のころ、彼女に聞いたことがあります。
「ど〜して、ピピツと針の先に出してから刺すの〜?」
アレサは言いました。 「空気がちょっとでも入ったら、死ぬんよ〜」
その言葉を間に受けたわたしは、静脈注射をくらう前には、いつも死んでなるものかとばかり、注射器の気泡をチェックしていたものです。
不慮の交通事故のせいで、19歳の誕生日を整形外科の6人部屋で迎えたわたしでしたが、このとき点滴デビューも果たしていたのでした。
輸液管の気泡を発見しようとして見つめているうちに、眠気が襲い いやいやここで寝たら死ぬかもしれない・・・・
本気でそれを信じていたわたしのことを懐かしく思いつつも
くそ〜アレサめ〜だましおったな〜。
気泡程度のエアが噛んだところで 少々だいじょうぶなことは周知のことであります。
とは言うものの、
オイルに圧力がかからない ⇒ 排出しない ⇒ オイルタンクからっぽ ⇒ エンジン焼付き
もしもこれが起きたらタマりません。リスクが小さいのにこしたことはないので、エアの溜まりを嫌うことにします。
空気とエンジンオイルの比重差を利用 ⇒ 比重の軽い気体は上に昇る
この効果を狙ったレイアウトを考えると、オイルクーラーは横置きにしておいて、オイル出入り口は右向きにすることにしました。つまり、下から入って上から出るという格好になります。
さて横置きレイアウトを採用することで、延長するホースの距離が最短になりました。
いくらエンジン内部のオリフィス清掃が終わっているとはいえ、パスカルの法則が完全に適用できない以上、オイルラインが短いことにこしたことはありません。それと、追加購入するホースの所要量が少なくて済みます。
プロのかたと、何回もやりとりをしながら、確実かつ安価な方法を採用することにして、自己責任設計が決まりました。
クラブマン付きオイルクーラーについていた部品と、W3に使われている部品をうまく組み合わせることで、コスト妥協点「1万5千円強」ということになったのです。
というわけで、(「24時間24杯再び」のお礼のお金)−(「リプロZ1ヘッドライトステー他」)の残金は、これに充てられました。
岩手県のWORKS IZUMIさんから分けていただいたパーツをズラリと並べまして、まずは記念撮影。
泉様には、心より感謝しております。シロウトのわたしにかくも懇切丁寧なアドバイスをありがとうございました。
ではでは、既存ノーマルのリターン(戻し)側オイルラインを改造していくことになります。
え〜 いままで隠していたのです(爆)が、わたしのW1S−Aは4年ほど前に「動脈破裂」を発病したことがあります。
リターン側オイルラインに亀裂が入って、そこからオイルが噴出しちゃったのです。もしも気付かないまま走っていたら、エンジン焼いてしまうとこでした。
そのときには、そこを切断した後「オスオス」のジョイントパイプを装着して、ステンバンドで締め上げる〜という応急処置をしてやり過ごしました。
ちなみに、今でもそのままです。
そのことが気になっていたわたしは、W3のリターンラインをW1S−Aに移植して、応急処置4年経過ホースのバンジョー部分だけを、W3に利用することにしました。
これぞ、リユーズ&リサイクルの真骨頂〜とばかりに、作業を始めました。
まず、W3のW1Eから、フィード側ラインのユニオンを緩めて外しました。フィード側が下にあって、まずこちらをバラさないと、リターン側のユニオンにはレンチが届きません。
がび〜ん
リターン側のユニオンボルトが・・・・
緩めて回すことはできたのですが、ミッションケースの奥側が干渉して 取り外すことができませ〜ん。
ボルトのアタマがモロにミッションに接地しています〜。ネジは抜けません〜。
ふう。
どうやらこの車体の場合、手前側のミッションケースを分解してクラッチ側の一次チェーンを外してミッションそのものを車体後方にずらした状態にしないと、外れないみたいです。
あ〜。やれやれ。 めんどくせ〜。
がび〜ん
W3のリターンラインに目をやると、こちらにもクラック寸前の線状痕が〜。
構造上、曲げによるムリがかかっているのでしょうね。
個人的には、ここもダブワンのウイークポイントだと思っています。
もはやこうなってしまうと、W1S−AとW3のオイルライントレードは 実現できません〜。
作業は中止しました。
ここからは、たぶん明るい明日のためのシミュレーションです。
実は、2個の親指サイズのパーツが在庫なしということで、ショップさんからは「全部揃ってから発送したほうがよいのでは?」とご提案いただいたものの、ステー製作をしておきたいのと はやく現物を見たいという気持ちを押さえられないので 送ってきてもらいました。
海外からの手配になるそうで 約2〜3週間くらい待っていてください という連絡が メールされてきました。
たかだか 2個で2000円の部品なのですが なんと誠実なショップさんなのでしょう
職場で 今日のコラムを見て ドキドキしながら家路を急ぐ方がいるかもしれません。
今日のコラムを見て もしもこれから5人くらいの方がオイルタンクのヘドロを自分で洗浄なさったり、10人くらいの方がオイルホースのクラックについて ご自分で初めてチェックなさったり、そのついでにお一人くらいのホースに予兆が発見できたりする・・・・とイイですね
そして、オイルクーラーの目詰まりについてドキドキしているケインさん〜!フィルタ効果のレポは必ずやりますので、待っていてくださ〜い。
(ちょっとカマシてみました)
娘が保育園で、自分で選んで紙芝居を借りて帰ったようです。
いっしょに読んで遊んでいましたが、その裏側には
<ねらい>
「きつねさん」と「うさぎさん」の気持ちをお子様に読み聞かせることで、ウソの無い優しい心を育む・・・云々
という記載をみつけました。
これこれ。これですわ。
わたしからの、一方的な「愛と魂」のメッセージですが、訪問の記念に持って帰ってください。
それでは トマトイッパツ
↑ Kammyさん・ジローさんからの突っ込み希望〜。
あ〜。タンクの曲面出しは、今日も成功しなかったよ〜。
Don't think me unkind
Words are hard to find
They're only cheques I've left unsigned
From the banks of chaos in my mind
And when their eloquence escapes me
Their logic ties me up and rapes me
Poets, priests and poiticians
Have words to thank for their positions
Words that scream for your submission
And no-one's jamming their transmission
And when their eloquence escapes you
Their logic ties you up and rapes you
De do do do, de da da da
Is all I want to say to you
De do do do, de da da da
Their innocence will pull me through
De do do do, de da da da
Is all I want to say to you
De do do do, de da da da
They're meaningless and all that's true
De Do Do Do De Da Da Da / Police