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ダーリン・ミシン

2000年11月24日

いやほんとに、サイト運営をするようになって以来、いいことばっかりが起きますよ。それはもう、少々の悪いことなんて、ぜ〜んぶ忘れることができるくらい幸せです。

え〜。すでにご存知でしょうが、ドメインを取得しました。よくもまあ臆面も無く、あんな名前を選んだもんだよと、われながら思ったりしていますが、わたしを支えてくださっている皆さんに感謝しつつ、今日もわたしは、バカに精進しております。

「プリントごっこでロゴを書く」作戦は、名誉ある一時撤退を迫られてしまいました。製版がカンタンにできるのは、ご存知だとは思いますが、専用規定外の塗料を使うのは、かなり難しいようです。ラッカー系塗料を、所定の場所に塗ったとたん、粒子が細かすぎるのかそれとも溶剤の関係でそれが起こるのか、毛細管現象みたいなものが、版の上で見られました。

練習の意味で、白いビニルシートの切れ端に印刷を試してみました。

やはり。

塗料の粘度が無さすぎて、ビニルシート表皮のシワにそって滲みはじめました。これではだめです。作戦をもう一度練りなおすことにしました。後日、別の方法に挑戦します・・・乞うご期待!

先週の日曜のことです。

妻が、裁断した生地を持って、ミシンを置いてある部屋に移動しました。その間のわたしは、子守りです。

「とうちゃ〜ん オ・キ・テ〜」

やっぱしか・・・わたしは子供に寝かせつけられていたようでした。

昼寝をしている間に、シート表皮の縫製は終わっていました。あたかも童話「正直物の靴屋が・・・・小人さんの・・・」(←しつこいな)

妻:「わたしが縫い合わせたの! ええかげんにしなさいー」

シート台座の樹脂パーツを脱脂して、スポンジとの接合箇所に「ボンドG17」をウスく塗布しました。コーヒーを濾れて、タバコを吸っているうちに、ボンド表面が半乾きになりました。

接着しました。防水効果を期待して半透明ゴミ袋を被せ、ついに表皮の出番です。

表皮は、ハンドタッカーで固定します。以前に台所のイス座面をリフォームしたときに調達したタッカーを使います。

まず一番前と後ろの部分に気を付けて、ぜんたいのセンターさえ上手く出せれば、ここからの作業は楽です。あっという間に、立体裁断シートの完成〜となるはずでした・・・

が、残念なことに、「タマ切れ」です。

そのため、皮にたるみ皺がまだ残っています〜。

さてさて、妻の苦労のおかげで、シートはカタチになってきました。今度は、取り付けに関する加工です。

SRXのシートには、本来の固定装置に使われていたボルトが、左右に都合4つありますが、これをそのまま利用していきます。

アルミ製のアングル材を15cmに切断したものを、2個作りました。それに、適当に穴を開けまして、ボルトオン!!

あとは、このアルミ材とフレームとを連結するプレートを製作すれば、きちんと固定できそうです。それでは、わがW1S-Aにモデルになってもらいましょう。

おお。

テールランプステーとのカタチの繋がりが、かなりヘンです。ですが、W3では、リアフェンダーもステーもテールランプもウインカーも、ノーマルを使う予定ではないので、W1S-Aで試したときヘンでも、ま〜ったく気になりません〜。(ちょうど、画像上のW3にはW1Sのシートが、定位置に置かれています。フェンダーの小ささがよくわかるかと思います。)

そのときにフト気付いたのですが、部品取りシルクあるいはGBのシートを流用すれば、W1P風シングルシートさえも製作が可能かも・・・

妻の機嫌のイイ時に〜 おいら妻にこういった〜♪

さてさて勤労感謝の日は、わたしの労をジブンで労うため、W3の日となりました。ドメイン取得後、最初の作業です。(← 相当うれしいらしい)

今日はヤルぞ〜。

ひとまず、そこいらにあった3mmのアルミ板を、25cm×3cmに切り出しました。ヒミソの下書き(コピーですが)を、スプレー式ボンドで貼りつけまして、適当にポンチしたあとで、バイスに固定しました。

これが何なのかは、もうおわかりですよね。3mm直径のドリルで、これまた適当に穴をあけまして、蜂の巣状態にしました。それから、グラインダで成形していきます。

バリを丸ヤスリで落としてから、洗浄灯油にドブ漬けしました。出番までしばらく待機です。

シリンダを覆い隠していたスーパーのビニル袋&ウエスを取り除きました。

T型オイルパイプを、最後にもう一度だけクリーナーでブローしてから、油差しでゾイルを注入しました。いよいよ組付けです。

シリンダーとヘッドの合わせ面を、オイルストーンでサラいました。それから、シリコンオフで脱脂。シリンダガスケットには、例によってブルーハイロマーの商品名違いを、指でウスく塗りつけました。

ヘッドを乗せました。ヘッド内部には2種類3本のボルトを、ヘッド外周にも4本のボルトを、すべて指ではもうこれ以上は締めつけられないところまで、仮締めしました。

14のソケットをレンチにつけて、注意しながら7本のボルトにトルクをかけていきます。アルミガスケットだけあって、よ〜く潰れていきます。それもあって、慎重に作業を進めました。

以前、クレージーズの相談役さまがモトメンテ誌で発言していたことを思い出しました。

「しばらく置いておくと、もうちょっと締めることができるようになるんだ。。。。」

しばらく、ここの作業を中断しました。

この間を利用して、ロッカーケースを元通りにしました。摺動部にはゾイルを筆塗り。あとオイルシールを新品にしました。

この作業を実際にやってみて、わかったことがヒトツ。ロッカーシャフトのオイルシール交換って、ロッカーケースをヘッドから取り外さなくっても、できちゃうのんですね。シャフトの袋ナットを外して、ちょっと押し出してやるだけで、オイルシール部分は顔を出してくれるのですね〜。ああ経験ってスバラシい〜。

そんなこんなで、ヘッドとロッカーケースの合わせ面を掃除したり、食事を摂ったりしているうち、2時間くらいがあっという間に経過しました。ここでもう一度だけ、シリンダヘッドを固定する7本のボルトにトルクを追加しました。

むむっ 手応えあり〜。なるほど〜、そういうもんなんですね。ここって・・・

ロッカーケースガスケット2種3枚に、ブルーハイロマーを塗布しました。わたしくらいの腕前では、ここのところには液体パッキンを使わないと、次の作業がうまくいきません。ズレちゃうんです〜。へなへな。

緊張のなか、パッキンを所定の場所に置きました。そして、大切に保管してあった「マッハロッド」をタペットに差しこみました(← 今回はここで笑っとかないと 笑うところはないよ〜)。

ちょっとだけクランキングして、4本の動きを確認します。

プッシュロッドで ブロロロロォブロロロロォブロロロロォ〜♪
たーたかえぼくらの〜 ダ〜ブ〜ルワン〜

さて、ここで、先程自作したインチキ工作済のアルミ板を使うことにします。

これにプッシュロッドをセットしました。

ロッカーアームは、ケースの上を通してワゴムで仮止めしました。これで、作業性は大きく向上します。

そ〜っと、ヘッドの上にロッカーケースを置きました。バルブスプリングのテンションで、かなり浮いています。ロッカーケース頂点の4つの長いボルトを軽く締めこんで、腕でキックアームをゆっくりおろすと、カンカキンカキンカン。金属音が4回聞こえたあと、プッシュロッドはすべて正しい位置に納まりました。

それから、ロッカーケースのタペットカバー穴から、固定用の短いボルトを4本締めこみ、頂点の4本の長ボルトを取り外しました。これで、いんちき治具がフリーになりますので、横方向から引きぬきます。

去年の夏の日の、あの苦労はいったいなんだったんだろう・・・あっという間に終了してしまった作業を振りかえりながら、ロッカーアームに引掛けていた輪ゴムをはずしていきました。

タペットカバー穴ですが、ここは液体パッキンは使いません。タペット調整は、今日はやりませんので、カバーでフタをして本日はおしまいです。

別れたりはしない 嘘をついたりしない
上等の果実酒 あったかいストーヴ
この部屋の中 ダーリン ミシンを踏んでいる
嘘つきだなんて そんな言葉しか
見当たらないお前
とても素敵なミシンを持ってる ダーリン ミシンを踏んでいる

今夜は徹夜で 部屋中が揺れている
ぼくのお正月の 赤いコールテンのズボンが出来上がる

お前の涙 苦しんだ事が
卒業してしまった 学校のような気がする夜
ダーリン ミシンを踏んでいる


ダーリン・ミシン / RC SUCCESSION

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