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行方不知

2000年08月20日

とにかく、あともう少しです。

キャリパサポートが もうすぐわたしのもとへやってくることになりました。この組みつけが うまくいけば、ついに「走って&止まる」オートバイになるというわけで、ココロがわくわくドキドキモードに突入しました。

でも、先日発覚したタンク塗装のクラックのこともあるし、フレームも塗りたい エンジン内部の清掃もやりたい、一部のベアリング交換もやりたいし、オイルラインのオーバーホール&改造(オイルクーラーね)も、ピストンも、バルブも・・・こんな感じで、やりたいことを列記していくと、その希望を叶えながら走行可能に至らしめるには、あと2年くらいはたぶん必要になりそうな気がしています。それに、2年後に、わたしの進行性W病が、もしも治癒していたとしたら非常にマズイことになるかも知れないので、なんとか車検を取ってから、引き続き修理再生をやって行こうと思います。車検証(廃車証明書)と譲渡証明書の二通を、ず〜っと持っていたところで、ナンバープレートが交付されてなくて、書類にわたしの名前がないという状態は、なんだかツライものですよ。

さてこの状態について、ふと考えてみますと、知人から譲り受けたW3-Aの車検を取ったとたんに気に入らなくなって、ぜ〜んぶ自分でバラして 組みなおすまでに至った 「風俗刑事」さんの歩みと全く同じじゃあないですか。またモノマネをしたって、わたしゃ笑われちゃいますね、きっと。

さあさあ、ここからは、夢が広がるユーザー車検に挑戦。ほんまに、このどシロウトでもできるんやろうかという一抹の不安を抱きつつも、うちのヘンなW3-Aは ノーマルに限りなく近い仕様に戻されつつあります。まずは、リアフェンダーを再メッキ処理の見積りに出すため、W1S-A用(ポンコツ)と交換しましたが、いきなり車検とは関係のない作業でしたね・・・

取り外したばかりの、W3専用リアフェンダーです。ものすごくヤレています。

フレーム構造が違うので、穴をあけないと装着できません。屈辱の瞬間です。でも、このW1S-Aフェンダー(タダで貰った)には、無数の余計な穴が開けられていますので、くよくよしないことにしました。

別れろ切れろは芸者のときに言う言葉♪

穴を開けて、フェンダーを正規位置に組みつけた後で、わたしはオイルクーラー付きクラブマンに添付されていた18インチ用アルミリアフェンダー(WM社製)が、ウチにあったことを思い出しました。アルミ製ゆえ、振動に耐えられずにクラックが入るという話はよく耳にします。対策にラバーマウントを考えてみることにしますが、これでナンボかは、軽量化できることでしょう。

ウインカステーを、なが〜くなが〜く元通りにして、一つ目テールレンズも装着。それから、ミニミニシーシーバーのような純正リアフェンダーステーと、純正ボロボロW3リアサスペンションを装着しましたが、う〜ん汚〜い!!

スカチューンの若者が使っているようなシートをむりやり取り付けたら、くそデカフェンダーステーをシーシーバーに見たてることができるかもしれん・・・

エキパイもノーマル仕様に。キャッシュフローを見据えた連結です(意味不明)。

=オマケ=

下側が、W1S-Aエラはらずエキパイです。フランジ装着の都合でしょうか、W3用エキパイには排気ポートへの突っ込み部分がありません。

そして大根マフラーの装着も完了です。ついでに、ひさびさの「音の博物館」録音を開始〜。

2000年08月27日

キャリパサポートが、わたしの手元に届きました。こんなに早く納品されるとは、予想していなかったこともあって、些かの戸惑いを感じながらもヨロコビを隠すことができません。

まずは 記念写真を撮影してみました。

今回のオフセット量は、-7mmです。13.5mmに切り出したオブジェクトの両面それぞれに対して、3.5mmずつ切削してもらいました。

画像をごらんになってお判りのとおりかと思いますが、仕事から戻ったところに、ちょうどクロネコが納品しに来てくれましたので、もはやすっかり夜でした。でも、すっかり興奮しているわたしは、蚊に襲われながらも物干し作業場で、コイツを仮組みしないわけにはいかないのでした。

その休日の午前中は、「カメ」マニアである娘との約束が、既にあったのでした。ウチからステアリングウイールを握って20分くらいのところに、海洋博物館があります。そこでは夏場の土曜日に限って月に2回、「ウミガメふれあいデー」なるイベントが約1時間にわたって催されているのですが、今日は、ちょうどその日にあたっていたので、そのイベントに連れて行くことにしていたのです。ま、ふれあいって言っても、カメさんのほうは、一方的に触れられたり、踏まれたり蹴られたりしているってかんじで、ひじょーに迷惑なことでしょうけどねぇ

さて、自宅に戻ると娘は昼寝を始めました。さあ作業スタートです。「赤いタンクのW3」を、14ヶ月ぶりに洗車することにして、屋外に引っ張り出しました。ついでにちょっとだけ試走したいなあと考えていました。が、しか〜し!!ブレンボキャリパのユニオンボルトが、店から納品されていないことを、ここで思い出しました・・・

ブレンボのボルトは、ちょっと汎用ユニオンよりも長く、ピッチも規格が違っています。もちろん代用できそうなボルトはウチにはありません。とほほほほ。

せめて、エンジンだけでもかけてみようということで、GBのタンクをセットしました。今日は、3発目のキックで始動。5分ほど暖気してから、W3の連結+大根サウンドを楽しむことにしました。

小島2点吊で奏でたアノ音とは、ぜんぜん違うジェントルな音質であることを再認識しながら、何かの音に似ているなあ、としばしの間考察しました。

そしてその結論は、ストーンのEJマフラーver1.0・・・つまりEJのノ-マルマフラーからサイレンサだけをぶち抜いた仕様の音に、そのイメージが近いような気がしました。

時間は、午後4時。近所のほとんどがお留守なのは、洗車中に確認済みです。ブリップの周期がだんだん短くなって、よっしゃほんならとばかり、一気に7,000rpmまでマワしてみました。ジェントル&静か(当社比マイナス40%)です。そしてアクセル操作に対してリニアに付いてくる感覚がしました(当社比300%)。

さすがにその状態を続けるのは15秒くらいでヤメましたが、スロットルから手を離すと、今度は800rpmでピタリと安定。なんて、滑らかなんだよ!!わたしのW1S-Aよりも 距離が出ていないぶんW1Eの状態が良好なのかも知れませんが、こうなるとやはり、W1S-AのW1Eをオーバーホールする時期が近づいているのかな、ふとそんな予感を持ちました。

残り火には 水が打たれ なにもかも 終わったのに
まだ物欲しそうな顔で 何かを待ってる俺
夕焼けは すっかり西に  夜明けには まだ少し
踊らされすぎた魂に しばらくの安らぎを

終電車に乗って帰れよ  待つ人のない部屋へ
それは たしかにブルーズ  ただ何かがあるようだ
バベルの塔のように ガラガラガラガラ  足元から崩れて行く
だが俺は 余分な力抜いて  横になるのが いいだろう

ひとりぼっちのふたりっていうのは ディランの歌だけど
選ぶことが捨てることでないように するにはどうすれば良い
舞台で歌を忘れた男に 助けをやるのは止しな
ピエロが仮面を落したときは 素顔で 笑ってもらえ

俺はちっぽけな男で結構 裏切り者と呼ぶがよい
ピエロの出番は終わったのだ すべてよ歌い手となれ
いつか心が霜に 身体が塵に変わるまで
世のあらゆるものと共に この命まっとうしたいけれど


大文字 / 豊田勇造

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