
午前中は休日ながらも、Y2K関連のチェックで出勤(とほほ)でした。とはいえ、自宅に戻った午後には、ぽかぽか陽気で、すっかり気温が上昇していました。
「よし タンクにクリアの捨て吹きには、最適だ〜!」
いきなりお湯を沸かし始めました。
クリアラッカースプレーを湯煎で5分ほど暖めて、吹き付け開始です。おおっ! ぎらり とマジョーラがイイ紫色をだしているぞ。まるでアメフラシのような色だなあ。
乾燥を待つ間に ヘッドライトステーを納屋にコロがっていたキジマ製のものに交換してみました。そのついでにウインカステーも交換することにしました。前にも書きましたが、うちのW3はどうやら右がわに転倒した履歴があるようで、タンクの右に凹みがあります。そのときの修理の際に、汎用品のヘッドライトステー&ウインカステーに交換したのだろうと思います。錆だらけだった汎用「旧ヘッドライトステー」を、バフでぴかぴかに仕上げられたアルミ製に交換すると、グッとイイ感じです。それまでに感じていた、なんとなくすすけた感じは解消しましたが、ちょっとだけ出目金です。
よっしゃ、それならウインカステーも汎用のものを捨てることにして凝ってみようか!ということで、自宅から車で15分の場所にある、いろんな意味で有名なZ1リプロ屋さんに行きまして、Z1用のショートタイプを2個買ってきました。
ノーマルW3もZ1系も、ウインカステーの取り付け側シャフトの取りつけ部分は菱形になっていますので、キジマ製汎用丸穴のヘッドライトステーの穴はガリゴリと、その丸い形を菱形に変更する必要があります。ここは金ヤスリとリュータを使用して、約15分の荒療治を行いました。
ここで、次の悩み発生!
ウインカそのものの選択はどうしよう・・・・
様々なボツ小ネタが頭に浮かんでは消えました。しかしこれまでの半年間、形式不明汎用ショートステー&ミニウインカ仕様のわがW3を見慣れてしまったわたしには、ウインカ小型化反対論者の面影はもはや無くなっていました。
「前言は撤回するためだけに存在する(キッパリ) 」
この必殺技を使うことにしました。 いしかわじゅんさんのネタです。
ごそごそと オートペットとエルシノアが眠る(仮死状態かも)倉庫を探索すると、出てきたのがCl72純正ウインカ×4!いちおう本物です。これを試してみました。いわゆる72タイプとはなんかすこし形状も材質もちがうなあ、なんてことを考えながらも取り付けると、一応「開眼」した状態になりました。
ハンドルは、このW3がドナドナされていたときに付いていた「鬼しぼりコンチ?」を取り付けてみました。
ヘッドライトの位置決めをやっていますが、うーん、なんかまだしっくりしないなあ。18インチ前輪とのバランスを考えながら、ヘッドライトステーを上下させて固定すればいい、ただそれだけのことなんですが、どうやっても、なんとなく鼻の下が長く見えます〜。
この半年間は、盛りだくさんの仕事をこなすあいまに、W3をつついたり、サイトの更新をしつつ、家庭サービスをしてめし食って酒飲んで風呂はいって屁こいて寝るといった毎日を過ごしていましたが、特にW3いんちき再生レポートの作成にあっては、仕事に疲弊してだらけがちな日常に渇〜とばかりスパイスを利かせる、私自身を盛り上げてくれるものになっています。ほんとにエエことですわ〜♪この勢いに任せて、1999年のうちにW3を走らせてやろうと当初は考えていましたが、ここで断念宣言です!
くっそー。憎むはY2K問題。エピローグの文言も考えてたのに〜。
− この旅をささえてくれた ひろみに 感謝する − ・・・完
これで終わろうと思ってたんだけどぜ〜んぜんまにあわなかったっす〜。 ひろみって誰やねん ってひとりつっこみするつもりだったのになあ。(意味不明)
ネタ その1
「アイリーはん!クリスマスプレゼントですわ」
Deeeepのジローさんから宅急便が届きました。箱のサイズはみかん箱くらいのサイズ。送り状には「灰皿」 うーん なんじゃそら!
箱の中身は、キングギドラの頭(死骸)で作った灰皿でした。ゴジラと戦ったときに炎をあびた様子で、頭頂部に溶解があります。しかも 左右に金ヤスリで削られたとおぼしき「受け」までつくられていました。
早速使ってみたら実にイイ感じです。ありがたいありがたい〜。
ネタ その2
ジローさんからのプレゼントの箱をさぐると、なにやら大きなアルミ製のパーツが・・・・
おおっこれは750SSのバックステップではないかー。こんなええもん、貰ってしまってええんやろか。お礼の連絡を入れたところ「使えたら、使ってください」その言葉に、よっしゃ〜。燃えるでぇ!
ネタ その3
先日、仕事の用事で県庁所在地あたりまで外出しました。ついでに、ふと昔シルクロードを買った店に立ち寄ってみたところ・・・
お あるではないか ブレンボ4ポットが。うーむ
「アイリーさん(仮名)やったら、1万円でええよ〜」とか言われて、即購入しちゃいました。一応は新品未使用だと思われますが、安いんだかどうだか・・・うーん
仮に組んでみましたが・・・・
現在はRX350のリムのままです。スポークもRXのままです。とりあえず、ハブの内側から出てくるスポークだけで組んでみて、ロータとスポークの干渉があるかないかをチェックするためです。
あれあれ〜、スポークが全部で36本だー。この瞬間に「SR事件」を思い出しましたが、もうここまできては 後には引けません。前進あるのみです。
ん?待てよ!ということはSR用のアルミリムが使えるのではないかな???さっそく、岡山市郊外にある某S商会(ダブルパネルのドラムブレーキで有名)に電話してみました。「アクロン」のH型なら在庫があります、とのことでした。しかも、17K円で用意できるらしいので、こいつは「魅力あり」です。
特に干渉する箇所もなさそうで、ばっちグー(死語)といった状態です。それから、フロントフォークにキャリパを取り付けするサポータについても悩まないといけないのですが、それはそれとして、楽しみ楽しみ。
今回はフロントハブについて
SRX6とRX350、それぞれの前輪のホイルベアリングを、とりあえず外してみました。これからわたしが求めるものは、とにかくRX350用の外径で、かつSRX6ホイールの内径に適合するベアリングなのです。つまりSRX6のアクセルシャフトを、そのまま使用するという作戦を選択しました。しかし、近所の工具屋で、どんなに調べてもらっても、その規格に適合する、ちょうどいいベアリングは見つかりませんでした。別注ベアリングなんかにすると費用が膨大なことになるでしょう。わたしは、すっかりヘコんでいました。
「まてよ。師匠先生に相談だ!」
お歳暮を持って、師匠先生んちに行ってきました。
じつはベアリングが、かくかくしかじかなのです〜、と泣きついたところ、一応その規格に該当するベアリングについて、知り合いにあたっていただくことになりました。またそれに並行して、カラーを製作するプランも練ろうという、二本立ての対策をするということにもなって、このピンチは脱出できそうな見込みが立ちそうです。
さすがは師匠先生です!人脈と発想がちがいます・・・。
でも、またプロの手を借りるかたちになってしまったなあ。だって、わたしは旋盤なんて使えないもんなあ。しょうがないよなあ・・・、と少しブルーはいっていたときのことでした、
「うっふっふ アイリー(仮名)くん。実はねえ、こんなもの仕入れたんだよ〜。」
師匠先生は先日開催された、TIサーキット「モトルネッサンス」99年最終戦のガレージセールで、ご自分も出品するついでに、いろんなものを買ってきていたのでしたー。
「ほれ アイリー(仮名)くんが使うかなあと思って買ってきたんよ〜。」
おお これは確かに今でもメーカーからは出るモノだろうが、しかしものすごく重要なパーツだ!
リアブレーキのシューとチェーン 2点で¥3,500。ラッキー!W1系のリアブレーキシューのメーカー出し価格が2万円ということを考えても、これはお得お得!
20世紀の最後の年を迎えるにあたって、今年こそは「Tレックスよりブラームス号」W3を走らせようということで、がんばろうと思っていますが、わたしの職業柄、冬はスキーに行くヒマさえ無いくらい仕事がつまっていて忙しいので、この時期には「プロ」にしかできない作業を依頼していくといった作戦をとることにしました。
<プロに任せる作業>
以上、工作精度の高さが要求されるべきものは、ムリに自作しても危険なので、プロに頼みました。
職場と自宅寝室との往復ばかりするつもりでいたのに、いきなりクロヤナギさんからスポークと後輪用アルミリムが届いてしまったので、仮組みをしてみました。スポーク張りという作業は、かなり面倒らしいです。しかし、これも楽しみです。なにせ 今のわたしは 修行中の身の上なんですから!
一式のスポークにおいて、その形状は一般に2種類あります。首の角度が、鋭角のものと鈍角のものがあって、それが複数で組み合わさって、ひとつの車輪を支えます。
今回の作業を実行するのにあたって、参考書は「モトメンテナンス」誌13号を選びました。モトメンテナンスは、われわれシロウトが読んでもプロが読んでも、きっと勉強になるでしょう。また、読み応えがあるという点においても、優れていますので、個人的に好感を持っています。
そして、作業そのものは、参考書のとおりにやってみただけですが、しかしさすがじゃモトメンテ誌!テキストがバインダー式で使いやすいこともあって、例によってハナ歌混じりの作業で、すぐに終了しました♪
鈍角のスポークを、ハブの外側から内側にむけて、ひとつとばしに差し込んでいきます
裏返して、同様に鈍角のものを差し込んでいきますが、このときには、上から見て 下側に見えるスポークの左側の穴に通していきます。
後から差しこんだほうを上にして、地面側のスポークをクロスさせていきます。
リムにあてがってみて、位置と配列を よ〜く考えてからニップルをつけていきます。
内側からのスポークが、とりあえず仮組みできたことになります。このときすべてのスポークに残って見えているネジ山は、同じ量にしておくことが、重要らしいです。
次に残りの穴には、ハブの内側から外側に向けて、鋭角のスポークを差し込んでいきます。
どの穴に組みつくのかは、あまり考えなくても良かったです。まるで導かれているようにあっさり仮組ができあがりました。
=所要時間 1時間弱=
次は、「難関!」リムの振れ取り作業が待っているなあ〜。うまい具合にできるのかどうか不安ですわ。振れ取り台(専用の作業台)なんて持っていないしなあ。
ついに、リアホイールの振れ取り作業をする時間を持つことができました。
まずここ数日間というもの、専用作業台を持っていない身としては、作業そのものをどのようにしてやっていくのか、ということについてばかり考えていました。確かに、寒風吹くなかで、スイングアームに仮つけして作業するのも、しようと思えば可能ではあるのですが、帰宅後の深夜0時過ぎに野外作業をしたいとはあんまり思わないんで、なんとか室内作業に持ちこみたいよなあ・・・ということで、うなっていました。
例によって仕事中に わたしの持論(暴論?!)「They say everything can be replaced」に基づく、いいアイデアが浮かびました。
忙しい暮らしのなかで、すっかり忘れていましたが、わたしはシーカヤッカーでキャンパーなのでした。
「そうだ。あれがあるじゃないか。」
自宅に戻り、ごそごそと納屋にもぐりこんで、エルシノアの裏側のところに置いていた筈のブツを探し出したのでした。そのブツとは、ヤマコウ社「スノーピーク」テーブルスタンド×2
これはたいへんスグレもので、数々のパチもの(コピー商品)が出まわっているのも有名な現象だったりしますが、これをカヤックの中に、風呂のフタ(キャタピラ風)と共に積載して現場で展開したら立派な野外用テーブルが出来上がるわけなのですが、まさかこんな使い方があったなんて、自分でも笑ってしまいました。
2台のテーブルスタンドを連結させてみました。ティンバレスのスタンドを寄り掛けて、リムの重みで手前にひっくりかえらないように対策をしました。そして、右と左の手前の樹脂製のウケに、リアアクセルシャフトをカマせたら、振れ取り専用台(インチキ)のできあがりです
振れを取り除く作業そのものは、参考書(「モトメンテナンス」誌13号)のとおりにやってみただけです。
スタンドに、タイラップ(結束バンド)をくっつけて、横振れ・縦振れを検出しながら、じわりじわりと締めこんでいきました。これは楽しい!簡単な作業ではないけれども、実にガンバリがいがありました。
先日、オフ会をやったときに、Deeeeepのしらやまさん・つねさんに言われました。
「アイリーさんって ほんまに レストアのブレーンに恵まれているよなあ!」
実際、オンラインとオフラインの両方で様々な恩恵を、わたしはいただいています。ありがたいことです。はい。
オフラインのブレーン「師匠先生」から例のパーツが届いたという連絡があったので、ちょっとお邪魔してきました。そのパーツとは、前に書いた「フロント・ハブのベアリング対策パーツ」のことです。
憎い仕様のパーツとなっていました。
この対策パーツは、ベアリングのアウターレース(外側)と同じ材質のもので切削してもらいました。それから、これまた憎いワンオフの、文鎮にもなる「打ち込み治具」も製作してもらいました。つまり、「6302」を「6303」相当のベアリングに変換してしまうわけなのです。
ちなみに
6302:外径 420mm 内径 150mm 幅 50mm (SRX6のハブ)
6303:外径 470mm 内径 170mm 幅 60mm (RX350proのハブ)
このパーツを使えば、RXのハブが、SRXのアクセルシャフトに使えることになります。
長い道のりでしたわ〜。
そのパーツのうえに新品の6302を乗せて、それから治具をあてがって・・・
ハンマーで、コツコツと治具を叩いて圧入していくわけです。治具はアウターレースに面で接触しているので、安心です。これはスグレものです。はい。
ハンマーは、左官だった亡祖父の道具箱からパチってきた金ヅチを使いました。
しかし、無いものはなんとか工夫で作ってしまおうという師匠先生のスタンスには、いつもながら感心させられます。(あきれることもありますが)
前輪のリム製作をプロにお願いしていたものができあがってきました。ここでいう製作とは、「ニップルが通る穴をあけてもらった」 ということです。
「アクロン製H型アルミリム ― 36本スポーク用18インチ」という部品には、もともと穴があいていなくて、ニップルとかハブの形状によって決まる「穴明け」処理が必要なのです。(わたしは知らなかった〜。)
後輪と同様に、ごそごそかちゃかちゃと、スポークの組みつけ作業は、約1時間で完了しました。ただ、段取りを間違えてしまっていました。ホイルベアリングを組む作業を先に済ませておくべきだったのです。
圧入は、例の「文鎮にもなる挿入治具」を使っての作業となりますが、ハンマーで叩くたびに、ホイール全体がカンカン鳴って、やかましいことこのうえなし。へなへな〜。
それからインナーカラーをセットして、反対側のベアリングも挿入しました。
この次に問題となりそうだったのが、スピードメーターギアの取り出し方だったのですが、SRX6とRX350の「ギアレシーバ」はまったく同じパーツだったのです。
「ラッキー!」
引き続いて、プレート→オイルシールを圧入後、ディスクローターも装着。おお!かっこいい〜。よし、W3にあてがってみて、ローターのオフセットとアクセルシャフトのカラークリアランスをチェックしてみよう。
「アンラッキー!」
W3のFサス(流用:SRX6)は、左右反対に組みつけられていました。もちろん、そうしたのはわたし。自分のバカさ加減に、ほとほとあきれはてて、とうちゃんは情けなくて涙がでてくらぁ状態になっていました。
アクセルシャフトのカラーについては、どうやらうまい具合におさまっているようで、ワンオフ製作は不必要となりそうです。それから、ローターのオフセットも、予想通りイイ感じでした。こうなると、早くキャリパーサポートをなんとかしたいものです。
さて、次はタイヤの選択となります。
などといろいろ考えて見たのですが、ちょうどよさそうなものが見つかりません。最近のタイヤは17インチばかりなのですねえ。ホンマにわたくし、世の流れを知らないです。ああ 情けない情けない。
ミシュランの「マカダム」とか BSの「バトラックス」とかは、適合しそうなサイズが存在してはいるのですが、はたしてチェーンラインやら、フェンダーやらの干渉は避けられるのか??? という点で、やはり今回は見送りにしてみました。
そして、最終先行候補は 「ダンロップTT100GP」と「BSアコレード」に絞られました。サイズ表の上ではどちらもOKだったのですが、カタログの写真を見ると、アコレードの前輪用18インチのタイヤパターンがEJ650用のものとはぜーんぜん違うみたいです〜。なんじゃこれ!あ〜、エストレア用なのかな???
「前輪18インチのSR400に使うぶんのTT100GPを、前後一式チューブ込みで取り寄せてくださいー」
いつもの偉大なる行きつけのバイク屋さんに電話で注文しました。結局、とりあえずは、落ちつくところに落ちつきました。
ふと後ろを振り返ると
そこには夕焼けがありました
ほんとうに何年ぶりのこと
そこには夕焼けがありました
あれからどのくらい経ったのか
あれからどのくらい経ったのか
ひとつ足を踏み出すごとに
影は後ろに伸びていきます
悲しい毒は はるかな海を染め
今日も一日が終わろうとしています
「しんせい」一箱分の一日を
指でひねってゴミ箱の中
ボクは今阿佐ヶ谷の駅に立ち
電車を待っているところ
何もなかったことにしましょうと
今日も日が暮れました
ああ中央線よ空を飛んで
あの娘の胸に突き刺され
どこへ行くのかこの一本道
西も東もわからない
行けども行けども見知らぬ街で
これが東京というものかしら
尋ねてみても誰も答えちゃくれない
だからボクももう聞かないよ
お銚子のすき間から覗いてみると
そこには幸せがありました
幸せはほっぺたを寄せ合って
二人お酒を飲んでました
その時月が話しかけます
もうすぐ夜が明けますよ
一本道 / 友部正人